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初めて猫を迎えるときは、必要なものが多く、「どこまで揃えればいいのだろう」と迷いやすいものです。
最優先で準備したいのは、食事・水・トイレ・移動・休息・安全に関わる用品です。自動給水器やケージなどは、猫の性格や住環境を確認してからでも間に合います。
この記事では、必要な猫用品15点を「初日まで」「早めに」「必要に応じて」の3段階に分けました。まずは一覧表で、足りないものがないか確認してみてください。
猫を飼う前に必要なもの15点|準備時期一覧
最初に、必要な猫用品と準備する時期を一覧で確認しましょう。初日から必要なものを優先し、それ以外は猫の様子や生活環境に合わせて追加していけば大丈夫です。
| 猫用品 | 準備時期 | 選ぶポイント |
|---|---|---|
| 1.キャットフード | 初日まで | これまで食べていた商品を確認 |
| 2.フードボウル | 初日まで | 安定性・洗いやすさ・食べやすさ |
| 3.水入れ | 初日まで | 毎日洗いやすく倒れにくいもの |
| 4.猫トイレ | 初日まで | 体格・入口の高さ・掃除のしやすさ |
| 5.猫砂 | 初日まで | 最初は使い慣れた種類を確認 |
| 6.スコップ・処理袋 | 初日まで | 猫砂との相性・処理のしやすさ |
| 7.キャリー | 初日まで | 丈夫さ・換気・耐荷重・扉の形 |
| 8.ベッド・隠れ場所 | 初日まで | 静かに休めること・洗いやすさ |
| 9.爪とぎ | 初日まで | 形・素材・安定性 |
| 10.脱走防止用品 | 初日まで | 玄関・窓・網戸を確認 |
| 11.消臭・掃除用品 | 早めに | 猫への使用可否・掃除のしやすさ |
| 12.ブラシ | 早めに | 毛の長さ・先端の形・持ちやすさ |
| 13.爪切り | 早めに | 刃先の見やすさ・握りやすさ |
| 14.ケージ | 必要に応じて | 年齢・性格・生活環境で判断 |
| 15.自動給水器 | 必要に応じて | 静音性・洗いやすさ・フィルター代 |
買う前に確認したい4つのこと
これまで食べていたフードと使い慣れた猫砂
猫を迎える前に、保護団体やブリーダー、ペットショップなどへ、これまで食べていたフードと使っていた猫砂を確認しておきましょう。
フードの商品名、1回の量、食事の回数に加えて、猫砂の種類やトイレの形まで聞いておくと準備しやすくなります。
新しい家へ移るだけでも、猫にとっては大きな環境変化です。最初は使い慣れたものを用意し、変更する場合は猫の様子を見ながら少しずつ切り替えましょう。
年齢・体格・持病の有無
同じ猫用品でも、子猫と成猫では使いやすいサイズが異なります。
子猫の場合は、入口が高すぎるトイレや大きすぎる食器を使いにくいことがあります。成猫を迎える場合は、現在の体重や予想される体格も確認しておきましょう。
持病や食事制限がある場合は、自己判断でフードを変更せず、保護団体やブリーダー、獣医師などへ確認してください。
トイレ・食事・寝床を置く場所
商品を買う前に、トイレや食事場所の配置を決めておくと、サイズ選びで失敗しにくくなります。
トイレは人の出入りや大きな音が少ない場所、フードは落ち着いて食べられる場所、寝床は静かで隠れられる場所が候補です。水入れはトイレから離して置きましょう。
フード、水、トイレを狭い場所へまとめず、可能な範囲で離して配置するのがポイントです。
玄関・窓・網戸の脱走対策
猫用品を揃えるだけでなく、室内の安全対策も必要です。
玄関を開けたときに外へ出られないか、猫が網戸を開けられないか、窓に追加のロックが必要ではないかを確認しましょう。
電気コード、ひも、小さな雑貨、猫が口にすると危険な植物なども、届かない場所へ移動しておくと安心です。
初日までに用意しておきたい猫用品10個
1.キャットフード
キャットフードは、猫を迎えた当日から必要です。
最初は、猫がこれまで食べていたフードと同じものを用意しましょう。主食には、そのフードと水で必要な栄養をとれるよう設計された「総合栄養食」を選びます。子猫用・成猫用など、対象年齢も確認してください。
最初から大容量を購入せず、小さめの袋で食べ方や体調を確認してから追加購入すると、無駄を減らせます。
2.フードボウル
フードボウルは、猫が押しても動きにくく、毎日洗いやすいものが使いやすいでしょう。隅にフードが残りにくい形か、猫の顔に対して小さすぎないかも確認します。
陶器やステンレスなど、汚れを落としやすい素材が選択肢です。食器の縁にひげが当たって食べにくそうな場合は、幅が広く浅めのものを試す方法もあります。
猫によって食べやすい形は異なるため、最初から複数個をまとめ買いせず、使い方を見てから追加しましょう。
3.水入れ
自動給水器を購入する場合でも、初日から使える電源不要の水入れを1つ用意しましょう。
選ぶ基準は、毎日洗いやすいこと、猫が押しても倒れにくいこと、水の残量を確認しやすいことです。猫が無理なく顔を近づけられる大きさも確認します。
新鮮な水をいつでも飲めるようにし、可能であれば複数の場所へ設置します。食事場所やトイレとは少し離して置くと、猫が好みの場所を選びやすくなります。
4.猫トイレ
猫トイレは、猫が中で無理なく向きを変えられる大きさを選びます。子猫や足腰に不安がある猫の場合は、入口が高すぎないかも確認しましょう。
- オープン型:出入りしやすく、掃除や排泄の様子を確認しやすい
- ドーム型:猫砂が飛び散りにくい一方、内部ににおいがこもることがある
- システムトイレ:尿を下段のシートで受ける二層構造で、毎日の処理を減らしやすい
初めて選ぶ場合は、出入りしやすく状態も確認しやすいオープン型から比較すると選びやすいでしょう。ただし、これまで使っていた形が分かる場合は、似たタイプを優先してください。
トイレ数は最低1個を用意し、設置できる場合は「猫の頭数+1個」も目安になります。人通りや大きな音が少なく、猫がいつでも入りやすい場所へ置きましょう。
5.猫砂
猫砂には、鉱物・紙・木・おからなど複数の種類があります。素材だけで決めず、粉の舞いやすさ、部屋への飛び散り、処分方法、継続購入しやすい価格かを比べましょう。
猫がこれまで使っていた猫砂が分かる場合は、同じ種類を少量用意するのが基本です。別の砂へ替えたい場合は、以前の砂と新しい砂を併用しながら反応を確認します。
猫によって好みが分かれやすいため、問題なく使えることが分かるまでは大量購入を避けましょう。処分方法は商品表示と自治体のルールを確認してください。
どの種類にするか迷う方に向けて、猫砂の種類ごとの違いと初心者向けの選び方を詳しくまとめています。
6.猫砂用スコップ・処理袋
猫砂用スコップは、トイレ本体に付属していることもあります。付属していない場合は、使用する猫砂の粒に合った穴の大きさを選びましょう。
排泄物を入れる処理袋や、ふた付きのごみ箱もあると毎日の掃除がしやすくなります。猫砂の捨て方は商品や自治体によって異なるため、地域のごみ出しルールも確認してください。
7.キャリー
キャリーは、猫を家へ連れてくるときだけでなく、通院や災害時にも使用します。
何kgまで入れられるかを示す耐荷重、十分な換気、扉や留め具の丈夫さ、底の安定性を確認しましょう。汚れたときに掃除しやすいことも大切です。
上部が開くタイプや天井部分を取り外せるタイプは、猫を出し入れしやすい場合があります。ハード・ソフトのどちらにするかは、移動方法と猫の体格に合わせて選びます。
購入後は普段から部屋に出しておくと、通院時だけ現れる「怖いもの」になりにくくなります。
8.ベッド・隠れられる場所
猫が落ち着いて休める場所も、初日までに用意します。ただし、高価な猫用ベッドが必須というわけではありません。
段ボール箱に毛布やタオルを敷いたものでも、安心できる隠れ場所になります。専用ベッドを選ぶなら、洗いやすさ、猫の体格、入口の高さ、季節に合う素材かを確認しましょう。
囲われた場所を好む猫もいれば、開放的なクッションを選ぶ猫もいます。最初から複数購入せず、落ち着く場所や寝方を見てから買い足すと無駄を減らせます。
9.爪とぎ
爪とぎは猫にとって自然な行動です。家具や壁以外に爪をとげる場所を用意しておきましょう。
- 縦型:立った状態で体を伸ばしながらとぎやすい
- 横型:床やカーペットでとぐことを好む猫向け
- 段ボール:試しやすく、交換もしやすい
- 麻:比較的丈夫で縦型の商品に多い
好みが分からない場合は、手頃な縦型と横型を1つずつ試す方法があります。縦型は猫が体重をかけても倒れない安定性を優先してください。
10.脱走防止用品
猫を迎える前に、玄関・窓・網戸の脱走対策を済ませておきましょう。
網戸ロックや玄関用の脱走防止柵などが選択肢になります。柵を選ぶ場合は、高さだけでなく、隙間の広さ、固定方法、猫が足場にできる形状ではないかも確認してください。
家族全員で、玄関や窓を開けるときのルールを決めておくことも大切です。
迎えてから早めに揃えたい猫用品3個
11.消臭・掃除用品
トイレ周辺を清潔に保つため、掃除用品も早めに用意しましょう。まず大切なのは、強い香りでにおいを隠すことではなく、排泄物や汚れをこまめに取り除くことです。
猫がいる環境で使用できると表示されているか、使用できる床や布の素材、希釈や拭き取りが必要かを確認します。
「天然成分だから安全」とは限りません。人用の芳香剤や精油を猫用消臭用品の代わりとして安易に使わず、商品の注意事項に従ってください。
12.ブラシ
ブラシは、猫の毛の長さや毛質に合わせて選びます。短毛猫にはラバーブラシや柔らかいブラシ、長毛猫にはコームやピンブラシなどが選択肢です。
先端が鋭すぎず、力を入れなくても使えるものを選びましょう。最初から長時間行わず、落ち着いているときに短時間から慣らします。
強く嫌がる場合や皮膚・毛玉に異常がある場合は、無理に続けず獣医師などへ相談してください。
13.爪切り
猫用爪切りは、刃先が見やすく、安定して持てるものを選びます。
猫の爪には血管が通っているため、最初は先端を少し切る程度にします。足先を触られることに慣れていない猫もいるので、嫌がったら無理に続けないようにしましょう。
自宅での爪切りが難しい場合は、動物病院や専門家へ相談する方法もあります。
生活環境に応じて検討したい猫用品2個
14.ケージ
ケージは、すべての家庭で必須というわけではありません。
子猫の行動範囲を一時的に制限したいとき、慎重な猫が落ち着ける場所を作りたいとき、先住猫と少しずつ慣らしたいときなどに役立つ場合があります。
選ぶ場合は、猫が中で立ったり向きを変えたりできる広さを確認します。長く使用するなら、上下運動ができる段付きタイプも選択肢です。
ケージは罰として閉じ込める場所ではなく、一時的に安全を確保する場所として使います。
15.自動給水器
自動給水器は、流水を好む猫や水飲み場所を増やしたい場合の選択肢です。ただし、設置すればすべての猫の飲水量が必ず増えるとは限りません。
動作音、水の容量、分解洗浄のしやすさ、交換フィルターの価格と入手性を比べましょう。ポンプ部分まで掃除できるかも重要です。
流れる水を警戒する猫もいるため、電源を使わない水入れを残した状態で少しずつ慣らします。停電や故障への備えとしても、水入れは併用してください。
猫用品の買い直しを減らす4つのポイント
猫の体格に合ったサイズを選ぶ
「猫用」と書かれているだけで決めず、商品の内寸や耐荷重を確認しましょう。特に猫トイレ、キャリー、ケージ、ベッドはサイズ確認が必要です。
子猫の場合は、成猫になったときの予想体格も確認すると、短期間での買い直しを減らせます。
洗いやすく清潔を保てるものを選ぶ
毎日使う用品は、デザインだけでなく手入れのしやすさも大切です。水洗いできるか、汚れがたまる溝が多すぎないか、分解が難しくないかを確認します。
特に猫トイレ、食器、自動給水器は、無理なく定期洗浄を続けられる商品を選びましょう。
消耗品を継続購入しやすいか確認する
本体価格だけでなく、使い続けるために必要な費用も確認します。
自動給水器には交換フィルター、システムトイレには専用シートや猫砂が必要になる場合があります。普段使う通販サイトや近くの店舗で、交換用品を継続して購入できるか確認しておきましょう。
フードや猫砂を最初から大量購入しない
フードや猫砂は、まとめ買いで安くなる場合があります。しかし、猫が食べなかったり猫砂を使わなかったりすると、大量に余ってしまいます。
最初は少量の商品を購入し、問題なく使えることを確認してからまとめ買いを検討しましょう。
初めて猫を迎える人のよくある質問
自動給水器は必要?
必須ではありません。まずは洗いやすい水入れを用意し、流水を好む場合に自動給水器を検討しましょう。使用する場合も、停電や故障に備えて電源を使わない水入れを残します。
ケージは必ず必要?
すべての家庭で必要というわけではありません。子猫の安全確保、慎重な猫の慣らし、多頭飼いでの一時的な区分けなど、必要な場面があるかで判断しましょう。
猫トイレは何個必要?
初日までに最低1個を用意します。設置できる場合は「猫の頭数+1個」を目安にし、複数置くときは可能な範囲で別の場所へ分けましょう。
買ったベッドを使ってくれない場合は?
専用ベッドを使わず、段ボール箱や毛布を選ぶ猫もいます。無理に寝かせず、設置場所や向きを変えながら様子を見ましょう。
フードや猫砂はすぐ変更しても大丈夫?
最初は、猫がこれまで使っていたものを継続するのが基本です。変更する場合は少しずつ入れ替え、食べ方、排泄、体調を確認しましょう。気になる変化がある場合は獣医師へ相談してください。
まとめ|初日から必要な猫用品を優先して揃えよう
初めて猫を迎える前は、すべての猫用品を一度に購入する必要はありません。
まずは、フードと食器、水入れ、猫トイレと猫砂、スコップ、キャリー、寝床、爪とぎ、脱走対策を優先しましょう。
フードや猫砂は、猫がこれまで使っていたものを確認してから購入します。自動給水器やケージなどは、猫の性格や生活環境を確認してから追加しても遅くありません。
最初から完璧を目指さず、猫が安全に食べて、飲んで、排泄して、落ち着いて休める環境を整えることから始めましょう。
